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  オープンハウスの実行委員会募集中!詳細は事務局まで
あなたもご参加ください
   ’:★ ,* +゜. ☆。.: ’* :・* + ゜。.★・”,:★ ,* +゜. ☆。.: ’* :・* + ゜。.★・”,。:’* + ☆°・。:’* + ☆°・ ‥.゜★。°: ゜・ 。 *゜・:゜☆。:’* + ☆

2016年12月28日

年末年始のごあいさつ & ごあんない

2016年も残すところあとわずかとなりました。
今年もいろんなことがありましたが、多くの方々のお支えがあって
今日、平穏のうちに仕事おさめを迎えることができます。
ありがとうございます。

新年は1月5日からの開館となります。
また皆さんと心を一つにして、課題に取組んでいきたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。

職員Y
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2016年12月27日

南インドを肌で感じる

引き続き、スタディツアーのお知らせをさせていただこうと思います。

今年の3月に行ってきたスタディツアーのメンバーが作った
文集から紹介させていただきます!

実際に行ってみて初めて分かることって、沢山あると思います。
そんな、南インドを肌で感じたエピソードを選んでみました。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
●カースト制度を憎んでいます  (20代・男性)
 RCFのアレックスさんに、「カースト制度を憎んでいますか?」という質問
をした。答えは「YES!」。やや深刻な顔つきになり、「カースト制度は人格
を否定するものだ」と語気を強めた。僕は知識としてカースト制度は廃止された
と知っている。しかし現実には、今もカースト制度に苦しんでいる人々がいる。
現実と知識の差は存在する。これは現地に行かなければ埋められないものだった。

●南インドの魅力   (20代・女性)
 街を歩いていても、ごみが散乱していたり、野良犬がうろうろしていたり、時々
物乞いに会ったり、現在の日本で暮らしている私たちにとっては、ショッキングな
場面に出くわすことも多々ありました。
 しかし、どのような身分・性別・年齢であろうと、南インドの人は私に笑顔で、
優しく接してくれました。日本人は、しばしば海外で「金づる」だと思われること
がありますが、南インドの人々は、私のことを
「遠路はるばる訪れてきたお客さん」としてどこまでも歓待してくれたように感じ
られました。

●インドで驚いたこと  (10代・女性)
 病院の中を訪問したときに、私と同い年くらいの女の子が不安そうな顔をしな
がら赤ちゃんを抱っこしていました。テレビを通してでは何回か見たことがある
ような光景でしたが、実際見た時は衝撃的でした。私の個人的な感想ですが、と
ても幸せそうには見えませんでした。私は、今高3なので大学進学のことで悩ん
だり、将来のことを考えたりしています。結婚して子供を産むかはわかりません
し、正直、子育てにはあまりよいイメージを持っていません。これからこの女の
子は村の人と共に子育てに追われる日々になるのでしょうか。文化の違いを肌
で感じた時でした。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ぜひ、みなさんも南インドを肌で感じてみませんか??
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職員 ひ
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2016年12月26日

覗いてみませんか?AHIツアーづくりのミソ(というか裏側?)

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AHIのスタディツアー。
今年も3月20日〜30日より、インドの元研修生の現場を訪ねます。
(ただいま、参加者募集中!詳細は↓
http://ahi-japan.sakura.ne.jp/xcl/modules/pico3/index.php?content_id=29 )

AHIのツアーは、
参加者自身が作り、動く。
そして村の人々の生活を体験する。
そこから感じたことをもとに、
自分自身を振り返る。
そんな時間を持つことを大切にしています。

これまでAHIのツアーを担当してきた職員二人が、
名古屋NGOセンター主催の下記のイベントで、
そのノウハウ(というか七転八倒?)について話します。

AHIのツアーのミソ(というか裏側?)をのぞいてみたい方も、ぜひ!

以下、名古屋NGOセンターからの案内文です。
詳細・申込は下記まで。
====================================================================
団体向け勉強会&意見交換会 海外ボランティア・スタディツアー
  〜3つのコツを掴んでツアーをパワーアップ!〜
参加者集め、旅行会社とのお付き合い、帰国後も活動に参加してもらうコツ
http://nangoc.org/information/23.php
====================================================================

「参加者が集まらず、ツアーを中止した・・」
「ツアー参加者に、今後も支援者になってほしいがどうしたら・・」
「旅行会社との連携、気にはなっているけど、実際はどうなの?」
といった悩みを抱えるスタディツアー関係者の方に向けた勉強会&意見交換会です。

事例紹介をお話し頂く3名は、
「アイキャン」でツアーの企画・広報から引率も担当する吉田文さん。
毎回定員いっぱいになる秘訣を伺います。
また、アジア保健研修所(AHI)の中島隆宏さん、秀熊ともよさんには、
ツアーを魅力的にし、
参加者の満足度が高まる事前・事後研修のコツを伺います。
さらに、AHIツアーの「旅行企画・実施」を行う「風の旅行社」より
竹嶋友さんにお越し頂きます。
スタディツアーにおけるリスク管理など気になるポイントをお話し頂きます。

悩みながらツアーの運営をしている団体の皆さま、
ツアーをパワーアップする方策について、話しあいませんか?

●日時:2017年2月3日(金)18:00〜20:00
●場所:YWCAビル405(名古屋市中区新栄町2-3)
地図→http://www.nagoya-ywca.or.jp/mapfiles/ywcamap.html

●定員:15名程度
●参加費:500円(名古屋NGOセンター加盟団体は無料)
●ゲスト:(株)風の旅行社 竹嶋友さん
     (公財)アジア保健研修所 中島隆宏さん 秀熊ともよさん
      認定NPO法人アイキャン 吉田文さん

●主催/申込み先:特定非営利活動法人名古屋NGOセンター(門田/モンデン)
〒460-0004 名古屋市中区新栄町2-3 YWCAビル7F
 TEL&FAX : 052-228-8109(TEL:火〜土:13時〜17時)
 Mail : info@nangoc.org(代表)
●協力:よこのつながり勉強会
●申込み:団体名、参加者名、参加人数、連絡先電話番号を上記申込み先まで
ご連絡ください。<〆切:2/2(木)>
●助成:(独)環境再生保全機構 地球環境基金

-------------------------------------------------------------------------------

以上
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2016年12月24日

ベトナム・モン族の助産師さんと妊婦さんのお話しから「4つのA」を考えよう!

ヴィロートさんたちは今朝、帰国の途につきましたよ。

昨日のワークショップには約40名が参加。
年代は高校生からシニア世代まで。
学生さんのほかは、保健医療の専門職、国際協力に関わる人、
行政職員、教員、会社員、、、など様ざま。
近隣だけでなく、長野、京都など遠方からも来てくださいました。

昨日のワークショップに参加されなかった方にも、
ワークショップの一部を体験してもらいたいと思います。
以下を読みながら、ひとりワークショップしてみてください。

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まず、次のことを覚えておいてください。

ユニバーサルヘルスカバレッジでポイントとされている「4つのA」があります。
Availability :医薬品、医療器具・機材、保健医療人材などがあること
Accessability:保健に関する情報や保健医療施設にアクセスできること
Affordability:保健サービスを受けるにあたって、支払いが可能であること
Acceptability:保健サービスが心理的・文化的に受け入れ可能であること

次に、この(↓)URLにアクセスしてください。
http://asiapacific.unfpa.org/video/mountain-midwives-vietnam
「The Mountain Midwives of Vietnam」というタイトルのこの映像、
UNFPA(国連人口基金)が制作した、ベトナム北部・ハザン省の
山岳少数民族・モン族のコミュニティで活動する助産師さんお話しです。
25分、ナレーションは英語のみで専門用語も出てきますが。。。

最後に、以下の2つの質問について考えてください。
@ モン族の妊婦の「4つのA」がそれぞれどれくらい満たされているか
  を考え、0%〜100%で評価してください。
A この中で、良いと思われる点を3つ拾い出してください。

この動画、モン族の暮らしや保健事情を垣間見ることができる、
とても貴重なものです。
ベトナムに2年間暮らしていた私が言うんだから間違いない!

ベトナムには53の民族が暮らしています。
そのうち9割はキン族、残る1割が52の少数民族の人びとです。

少数民族が暮らす地域の一部は観光地となり、
国内外から多くの人が訪れますが、
ハザン省をはじめ、伝統が強く残っている土地への
外国人の立ち入りは制限されています。

そんなベールに包まれたモンの暮らしを垣間見ることができる映像、
英語が分からなくても一見の価値ありです

職員Y
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2016年12月21日

31年ぶりのAHI

本日は、タイのビロ―トさんがAHIへやって来ました!
今週は色々な所で講演をしてくださる元研修生ビロ―トさん。

初めてAHIへ来館した同僚とともに、
AHIの紹介を聞いた後、みんなでお食事。
ボランティアSさんと職員Hさんによる手巻きずしとホウトウを
みんなで美味しく食べました。

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食事のときにビロ―トさんは、
「私は、タイでユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(すべての人が
 経済的な困難なく、必要な時に、十分な質の保健医療サービス
 を受けられること)を推進するために闘ってきた。それは、
 行政の縦割りの仕組み、汚職などで本当に困難が伴うことだった。」
また、
「私は、国際研修中に川原さんに何度もお会いして、
 その雰囲気にとても刺激を受けた。
 また、その時の職員に再会できてとても嬉しいよ」

などなど、おっしゃっていました。

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31年ぶりにAHIの会館を訪ねたビロ―トさんが、
車から降りて懐かしそうに目を細めて会館を眺められて
いたのが、印象的でした。

研修を終えて離れても、AHIのことを覚えておられ、
とてもうれしく感じました。

職員ひ
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2016年12月20日

【おススメ!】2/12日進市「福島の今」そして「どうする?私たちのエネルギー

AHIもメンバーになっている、
「次世代の子どもたちのいのち・くらし・エネルギーを考える会」が
2月に講演会を開催。

”フクシマ”と”私”、そのつながりを考えるきっかけに。
講師のお一人、
福島の児童養護施設で子どもたちの健康にとりくむ澤田和美さんは
AHIの会員でもあります。

AHI窓口でもチケット販売中です。
もしくは、申込みサイト http://kokucheese.com/event/index/442861/
よりお申込みください。

詳細は下記をどうぞ♪
================================
  講演会 「福島の今」そして「どうする?私たちのエネルギー」
================================
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あの原発事故からもうすぐ6年。 福島のまちは、子どもたちは、いったいどうなっているのでしょう。
被災地に思いを寄せ、 私たちに何ができるか、ともに考えませんか?

内容:
1)福島を訪ねて 〜スライドによる現地報告〜
2)「福島の児童養護施設の子どもたちの今」講師:澤田和美さん
3)「私たちが選ぶエネルギーの道!」 講師:石井伸弘さん

■日時:2017 年 2月12 日(日)13:30 〜 16:00
■参加費:500円(中学生以下無料)
■託児あり 1人300 円 要予約(お申込みの際にお知らせください)

■場所:日進市民会館小ホール
日進市折戸町笠寺山62-3 TEL 0561-72-0955
地図・アクセス↓
http://www.nissin-assist.co.jp/kaikan/access/index.html

■申込方法およびお問い合わせ
1、下記申し込みサイト↓より
  http://kokucheese.com/event/index/442861/
2、e-mail: jisedaik@gmail.com 
  もしくは電話 080-1610-5274(田口)まで、
  お名前、ご連絡先(住所・email/tel)、ご希望のチケット枚数、
  託児希望の場合はその旨をお知らせください

<講師プロフィール>

◆石井伸弘さん
岐阜で有機農業(かえる農園)をしながら、持続可能な社会の実現に向けて、 過去のNPO 活動、農業をヒントに電力への新しいアプローチを提案しています。 代表を務める「電気をカエル計画」は電力自由化の波を受けて、 コスト削減、新電力の可能性を追求するプロジェクトです。

◆澤田和美さん 
看護大学卒業後、看護師として愛知国際病院で1982年〜2年間勤務。 アジア保健研修所(AHI)とも深く関わり、初めての海外旅行はフィリピンへ。 その後、看護教育に携わりながら、国際保健に関心を持ち、 バングラデッシュ、セネガルなどに在住。
2011年3月11日の東京電力福島第1原子力発電所の事故による低線量被曝下にある児童養護施設の子どもは、 途上国で見てきた社会的弱者と同じ立場にあると考えて、 2012 年4 月から福島に住み、 NPO 法人福島県の児童養護施設の子どもの健康を考える会を設立した。 現在、同法人共同代表を務める。

■主催:次世代の子どもたちの”いのち・くらし・エネルギー”を考える会
(日進市教育委員会・長久手市教育委員会等 後援申請中)

******************************
次世代の子どもたちの”いのち・くらし・エネルギー”を考える会について
*** ***************************
3.11に起こった東電の福島第一原発事故から、一年。
原発事故による放射能汚染の甚大さは、計り知れません。
汚染は30万年とも40万年とも続く、と言われています。
このままだと、次世代、次々世代の子どもたちの”いのち・くらし”は、
どうなってしまうのでしょうか。
将来の”エネルギー”をどう考えたらいいのでしょうか。

2012年、こうした思いを持つ、
日進・長久手・東郷・三好などの各市町有志市民が集まり、
今と次世代の子どもたちのことを第一に考えて、
連続講座を開催することにしました。

私たち大人の責任として、
二度と同じ過ちを繰り返させないためにはどうしたらいいか。

「これまで」(過去)と「いま」(現在)から学び、
「これから」(未来)を一緒に考え学ぶ講座を企画しています。

これからも、「フクシマを風化させない」「私たちの責任」という観点で、
取組みをすすめていきます。
一人でも多くのみなさまとともに、考え、
行動する機会となりますようにと、願いを込めて。
******************************

===================================
posted by 今日は私 at 16:28| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月19日

Do you know 日本の三大漬け菜 ?

「日本の三大漬け菜」、何かご存じですか?
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信州の野沢菜、九州の高菜、そして広島菜です。
今日、広島菜をいただきました。
ひとつのかたまりがとても大きくて、
調べてみると広島菜は白菜の仲間で、
ひと株2〜3kgあるのがふつうなんだそうです。
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ここ何年か、研修生にご自身の被爆体験をお話しくださったり、
交流パーティのお料理を用意くださっている方からいただきました。
研修でお世話になるばかりでなく、こうしてお気遣いいただいて、、、
さっそく感謝していただきました。

職員Y


posted by 今日は私 at 14:35| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月17日

南インドの笑顔

今日は、AHIの南インド「生きる力をつかむ旅」
の「文集」を紹介をさせていただきます!

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
『ホームステイやスラムでの出会い』

●2012年参加 当時高校生
 やっぱりホームステイが一番!!インド人になりきって生活しま
した。ホストファミリーはとても私に献身的でたくさん色々な場所
へ連れて行ってくれました。不完全な英語も一生懸命聞いてくれて
タミル語もたくさん教えてくれました。
 時間に追われた高校生活から一転して、環境が違う自然に近い生
活を送り今の生活を考え直すきっかけになりました。

●2012年参加 当時高校生
 私がホームステイをした家はコンクリートだったけど周りの家は
わらぶき屋根で土壁の家が多かったです。朝、外にいると歯磨きを
しながら近くに女の子が来ました。その子が歯磨きを終わって濡れ
た歯ブラシをどうするのかな〜と見ていたら、自分の家の屋根に 
ぶすっ! とさしたのです。
 私が「そんなところにさしていいの?」と聞くと女の子は「乾き
やすいからよくここで乾かすの」と笑って教えてくれました。
私は驚いた以上におもしろくて、ずっと笑っちゃいました。

●2012年参加 当時高校生
 「ここまで本気で笑顔になったこと、最近あったけ」(by他の参加者)
私も本当にそう思った。スラムに住む人達は、なんだか今の生活で十分
満足しているように見えた。
 インドに来て2日目にして私は『自分にできることは何か』という問
いの答えを見失ってしまった。だが、それと同時に『幸せとは何か』
という新たな課題が生まれたのだった。 
(2012年南インドスタディツアーより抜粋)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

私も昨年ホームステイをしましたが、インドの人たちが本当に献身的に
お世話をしてくれたことが印象に残っています。
彼らは社会的にはダリットと呼ばれ、差別を受けてきた人びとです。
しかし、そんなことは全く感じさせないくらい明るく、素敵な笑顔で私
たちを迎えてくれます

貧しくとも、笑顔で幸せそうに生きる彼らを見て、物には溢れているけ
れど、心から笑うことが少ないという日本の環境、どちらが豊かなのか、
考えさせられます。

ぜひ、南インドの笑顔の素敵な人びとに会いに行きませんか??
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スタディツアーの説明会は、1月28日(土)と2月4日(土)
いずれも14時からAHIにて開催します!

詳細はホームページをご覧ください。
http://ahi-japan.sakura.ne.jp/xcl/modules/pico3/index.php?content_id=29
資料請求、お問い合わせはメールや電話にて受け付けております。
TEL:0561-73-1950
mail:info@ahi-japan.jp

担当 秀熊
posted by 今日は私 at 17:04| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月16日

ぶどうの会のクリスマス

ぶどうの会のクリスマス会が12月15日夜開催されました。AHI,国際病院、愛泉館、まきば(有料老人ホーム)、のぞみ(特養)の施設の職員による地域の施設の災害に備えたネットワークである、ぶどうの会によるクリスマス会です。東南海地震などがあった場合、住宅地が隣接しながらも、敷地に余裕があり、病院や介護施設が集中するこの福祉ゾーンが地域に果たす役割があるはず、と学習会や交流を続けてきました。
昨日は恒例になってきたクリスマス礼拝とそれに続く祝会に40名の職員が参加しました。写真は礼拝の様子です。
お話は南山教会の村山盛芳牧師で、内山友也副牧師も参加されました。
村山牧師のお話の中で特に印象的だったことをお伝えします。聖書では、イエスの誕生に最初に出会えたのは、羊飼いや博士たちでした。羊飼いはユダヤの民の中でも差別された少数者、また博士たちはユダヤ人ではない異教徒でした。そのように多数派のユダヤ人は救い主を待ち望んでいたわけですが、彼らのところに現れたわけではなく、社会の周辺におかれた人々にまず現れたと話されました。
この精神はAHIの働きにも現れています。そして2030年までに飢餓、貧困や格差をなくして「誰一人取り残さない世界」を先進国、途上国問わずに達成しようとしている国連の「持続可能な開発目標 − SDGs」もまたこの精神を反映していると思います。
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posted by 今日は私 at 14:02| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月15日

感謝会のご案内

クリスマスまであと10日となりました。
あっという間にもう月の半ば。
本当に12月は時間の流れが加速するようです。

さて、AHIでは今年もたくさんのボランティアの方たちに協力いただいて、
アジアの人たちの健康のための諸事業を行うことができました。
皆さまの様々なご協力に、職員一同、心から感謝いたします。

2016年にAHIでボランティアをしてくださった皆さん、
催しに参加してくださった皆さんをお招きして、
AHIでは、年明けの1月14日(土)、
以下のように「感謝会」を予定しています。

どうぞご予定に入れてください。
お待ちしています!

 ★★ AHIボランティア感謝会 ★★
参加者交流と、アジアンスイーツのお茶会を楽しみましょう!
日時:2017年1月14日(土)14時〜16時半
場所:AHIラウンジ



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AHI民芸品コーナーで人気のタイのミニチュアボトル



posted by 今日は私 at 22:32| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月14日

アチェの研修生エヴァさんから

12/7にインドネシアのアチェをM6.5の地震が襲いました。

被災地は、今年アチェからAHIの研修に参加したエヴァさんの家からも近いところ。
彼女の団体IPPAも早速被災者支援活動を始めています。

エヴァさんがFBに投稿したこの新聞記事は、
避難民は45000人、水とテントの不足が深刻だと伝えています。
http://www.thejakartapost.com/news/2016/12/10/clean-water-tents-most-needed-in-aceh-bnpb.html
The Jakarta Post, Sat, December 10, 2016

エヴァさんの投稿コメントはこんな内容でした。
(google翻訳からの意訳。インドネシア語のわかるかた、訂正いただければ嬉しいです)。

「安全な水は、特に避難している女性にとっては、性と生殖に関する健康のために不可欠です。政府が保証し、安全な水の使用を確保し、公正に配布する必要があります」
(原文)"Air bersih sangat penting bagi pengungsi utamanya bagi pengungsi perempuan untuk menjaga kesehatan reproduksi nya. Pemerintah harus menjamin dan memastikan ketersediaan air bersih bagi para pengungsi dan mendistribusikan dengan rasa adil."

研修中もいつも前向きなエヴァさんに、
他の研修生も、AHIスタッフの私たちもエネルギーをもらい、
時にはっとさせられ、励まされてきました。

この困難にあっても、あのエヴァさんの笑顔で、
たくさんの方に力を与えていることと思います。

今は必要だと思うことをしっかり、でも、体に気を付けて、エヴァさん!

研修中のエヴァさんです。

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し職員
posted by 今日は私 at 09:44| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月13日

ランチタイムジャーニー

 今日も0歳の次男坊を連れてAHIにボランティアにやって来ました。
 10時過ぎに出勤、ぐずる坊を抱いて付近をさまよう。時に子供好きな職員さん達に抱っこを代わってもらい、作業をし、おっぱいをあげ、気付いたらもうお昼。
 人様のお弁当を覗いて夕飯のメニューを決め、ボランティアさん持寄りの果物を頂く。それぞれに海外での武勇伝を披露し、時に育児相談にも乗ってもらいつつ、今日も楽しいランチタイム。まるで外国で日本人ゲストハウスに寄ったような感覚。
 ボランティアを始めたきっかけは10月某日、AHIのオープンハウスで。
 たらふくごちそうを食べた帰り際、さわやかな笑顔のTさんより、「翻訳ボランティア、やってみない?」とお誘いがありました。専業主婦歴はや数年。自宅での24時間母子密着時間は、喜びも多いが時に辛いもの。おそらくそういうこちらの気持ちも気遣ってのありがたいお誘いに、喜んで受けさせて頂きました。
 私のAHIでの主な仕事はランチタイムのおしゃべり・・・もとい資料の翻訳です。久しぶりに英語に触れ、頭が活性化しているような。 
 翻訳自体初めての経験ですが、わからない所は教えていただき、また、至らないながらも任せて頂けるので、とても快適にお仕事させて頂いています。
 最近は次男坊も少し意志が出てきて難しいところ。現在もスタッフの皆さんに抱っこをしてもらい、これを書いていますが、時には最初から終わりまでぐずる坊をあやして、迷惑ばかりかけてしまい、帰りの車で熟睡されげんなりしたりもするけれど、AHIで、働く女性たち(男性の方も!)と過ごせる時間が活力の元になっています。
 AHIの皆さん、どうもありがとう!
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やまんぼうのママ
posted by 今日は私 at 14:39| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月12日

35年前の元研修生・ヴィロートさんがやってきます!

いよいよ今週末、タイの元研修生ヴィロートさんが来日、
講演会などをおこないます。

35年前、AHIにやって来たころ、ヴィロートさんは
郡病院の医師でした。
その後海外留学などを経て、タイの公衆衛生省へ入省。
保健政策づくりなどにたずさわってきました。

経済成長を遂げてきたタイ。
その背景には公共政策の充実がありました。
観光やビジネスではなかなか見えてこない
タイの国づくりを支えてきたものは何だったのかを知る
貴重な機会です!

「健康をささえる社会の仕組みを考えよう」連続講座
12月18日(日   14:00~17:00 講演会【JICA中部にて】
12月22日(木)  14:40~19:20 名古屋市立大学公開講義
                       【桜山キャンパスにて】
12月23日(金・祝)13:30~17:30 ワークショップ【JICA中部にて】
くわしくはこちら(↓)
http://ahi-japan.sakura.ne.jp/xcl/modules/xpress/2016/11/20/1-6/
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職員Y
posted by 今日は私 at 10:19| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月10日

按手式

按手式ってご存知ですか。文字通り手を置く式なのですがプロテスタント教会で、それまで伝道師だった人が牧師になる式です。12月6日に内山友也さん(AHI会員、2015年南ンドスタディツアー参加者)の按手式が名古屋北教会であり出席してきました。生まれて初めての経験でしたが、40人以上の先輩牧師から内山さんの頭に手を置きお祈りしていました。パワーもらっていた感じです。2000年にわたってこの式が続けられているのです。内山さんは4月には南山教会を巣立って牧師として新しい任地で独立し教会を担当します。みんなの希望になってくださいね。
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posted by 今日は私 at 13:46| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月09日

【おススメ!】見る・伝える:カンボジアの人々の苦悩と希望〜人権状況の今と女性たちの闘い〜(12/16東京)

AHIも加盟しているカンボジア市民フォーラムも協力するメコン・ウォッチ主催のセミナーです。
当フォーラム事務局長の山田裕史さんがお話します。関東方面在住の方、ぜひ!

*以下、メコン・ウォッチのサイトより転載

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見る・伝える:カンボジアの人々の苦悩と希望〜人権状況の今と女性たちの闘い〜(12/16東京)
goo.gl/NVNo8K
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みなさま

1991年のカンボジア和平成立から25年、クメール・ルージュによる虐殺とその後
の混乱から立ち直ろうとするカンボジアの人々と協力し、多くの日本人が同国の
平和を目指し様々な活動を続けてきました。高い経済成長率、プノンペンの活況
から、カンボジアは目覚ましい発展を遂げているように見えます。しかしその裏
側では、急激な発展の歪みともいうべき問題が顕在化しています。

残念なことに、今のカンボジアでは、日本政府が協力した法整備、公正な選挙活
動が行われるための市民の監視活動、そして、様々な草の根の協力が損なわれか
ねない暴力的な経済開発、市民社会への弾圧が続いています。

このイベントでは、公正な社会を目指し最前線で闘い続けているカンボジアの女
性たちの姿を記録する写真家、高橋智史さんの作品をご自身で解説していただく
とともに、カンボジア政治を専門とし、選挙監視を続ける研究者の山田裕史さん
から、現在の状況を生み出す背景や日本とカンボジアの関わりについて語ってい
ただきます。その中から、日本の市民としてカンボジアの人々が安心して暮らせ
る社会を作るために、今どんな協力ができるのかを、参加者のみなさんと考えた
いと思います。

■開催日時:12月16日(金)18:30-20:30
■会場:経王寺(住所:東京都新宿区原町1-14)
■アクセス:都営大江戸線 「牛込柳町」駅下車 東口駅前
東京メトロ東西線 「早稲田」駅下車 馬場下口改札より徒歩15分
都営新宿線 「曙橋」駅下車 曙橋口改札より徒歩15分
バス JR新大久保駅前より「新橋」行きにて「牛込柳町」下車
■参加費 1000円(共催、協力団体会員、学生500円)

■話し手:
□高橋 智史(フォトジャーナリスト)日本大学芸術学部写真学科卒。プノンペ
ン在住。2003年からカンボジアの社会問題の取材を開始。13年と14年に2年連続
で「国際ジャーナリスト連盟日本賞」大賞受賞。14年「2014年第10回「名取洋之
助写真賞」受賞。
□山田裕史(カンボジア市民フォーラム事務局長、新潟国際情報大学講師)上智
大学大学院修了。博士(地域研究)。(財)松下国際財団「アジア・スカラシッ
プ」 奨学生としてカンボジアへ留学。国際選挙監視員としてカンボジアで9回、
選挙監視活動に従事。カンボジアの選挙に関する調査研究で「第7回秋野豊賞」
受賞。

■プログラム:
18:30 開会の挨拶、プログラム説明
18:40 転換期を迎えたカンボジアの政治・社会情勢(山田裕史)
19:10 質疑応答
19:20 休憩
19:30 屈せざる女性たち(高橋智史)
20:00 質疑応答
20:10 フロアとの意見交換

■申込みはこちらのフォームからお願いします。
https://ssl.form-mailer.jp/fms/1514e0ef478708

■共催:アーユス仏教国際ネットワーク、メコン・ウォッチ
■協力:アジア太平洋資料センター(PARC)、開発教育協会/DEAR、カンボジア市民フォーラム

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以上
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2016年12月08日

AHIの何を伝えたらいいのか

毎週木曜日の午後は、職員による事務局会議です。

今日も、清水さんのパキスタン出張報告や
タイのビロートさんの講演会に関する勉強と、
21日のAHI訪問時の段取りなどを打ち合わせしました。

もう一つの議題が、日本NPOセンターと電通が協働して開催された
「ソーシャルポスター展」で、AHIのために
作っていただいたポスターから、AHIの広報のあり方に
ついて考えることでした。

電通のコピーライターのTさんとアートディレクターのYさんの
お二人が、作ってくださったポスター。

まだ完成していませんので、皆さんにしっかりと
お見せできなくて残念ですが、
今までのAHIの見せ方と大きく違うものでした。

私たちはこれまで
「大変だけど、がんばっている研修生」
「人づくりのもつ可能性」
「参加型研修のおもしろさ」
というあたりをお伝えしようとしてきましたが、
TさんYさんの作ってくださったポスターは
研修生が向き合っている村の人たちの置かれてきた
大変さを描いていました。

それもシャープな言葉と、力のある写真で。
Yさんは膨大なAHIの35年分の写真をすべて
確認して、その中から良いものを選んでくださいました。
画素数が小さかったでしょうに、ポスターに
耐えられるものにするまでに、ずいぶんな時間を
かけてくださったことだろうと思います。

Tさんは研修生が働きかける村の人たちの置かれた状況を
短く、寄り添える言葉で表現してくださいました。

お二人がAHIを大切に思って、このポスターを
創ってくださったことが、よくわかります。

年内に完成したものをくださるとか。
(実はAHIらしい仕掛けを考えてくださっているのです)

このポスターからAHIを皆さんに知っていただく方法を
考えていきたいと思っています。

IMG_2601.JPG

職員はさだ
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2016年12月07日

中学生の職場体験 in AHI

昨日・今日の二日間、日進市立日進東中学校の生徒さん
お二人が職場体験学習としてAHIへ来てくれました!

一日目は、職員からのオリエンテーションと
海外へのグリーティングカードの発送をお手伝い
していただき、午後からは物品寄付のポスターづくり。
二日目は、ポスター作りの続きと、午後から「アジアの子ども」
の編集委員の会議に出席してくれました。

IMG_5716.JPG
ポスター作りでは、二人で構想を練って一生懸命完成させてくれました↑

最後に語ってくれた彼らの感想は・・・
・今までやったことないことが沢山出来て、楽しかった!
・編集委員のボランティアさんを見て、今後ボランティアなど積極的に
 していきたいと思った。
・来る前はどんな所か分からなかったけれど、スタッフの方が
 やさしく教えてくれた。 
・編集の会議ははじめすごく緊張したが、みなさんが色々聞いてくれて
 よかった。
などでした。スタッフがやさしい・・・そう思ってもらえてよかったです。笑

お二人とも、二日間おつかれさまでした!

作ってもらった素敵なポスターは玄関に設置しましたよ♪↓
IMG_5721.JPG

職員ひ
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2016年12月06日

にっしんわいわいフェスティバル

12月3日(土)は、にっしんわいわいフェスティバルでした。
昨年までは、男女共同参画の推進を目的とした
「ハーモニーフェスタ」でしたが、
昨年は、それと「市民活動祭」が同日に開催され、
今年はさらに「エコフェスタ」が一緒になりました。
ですので、決して小さくはない日進市民会館が
人であふれるような、にぎやかなイベントとなりました。
MX-2310F_20161206_141839_001.jpg

パンフレットを見ても、出展団体数は102団体!!
本当に日進はいろんな市民活動が盛んです。
IMG_2598.JPG
IMG_2599.JPG
IMG_2600.JPG
ステージでは、市民音楽祭、華麗なる加齢なファッションショー、
映画上映もありました。

この華麗なる加齢なファッションショー、
昨年から始まったのですが
すごい人気でした。
事前に歩き方の勉強会があり、当日はプロによるメイクも。
出場される皆さんに親族やご近所の応援団も来て、
一番の動員力があるかも。
ステージのあとは、ブース出展していた会場まで
ぐるって歩いてくださるのですが、
ちらっとみたところでは、「ベルサイユのばら」を
彷彿とするようなドレス姿が。

日進市男女平等推進あるある川柳・標語の
表彰式もあったようです。

男だろ? その一言が プレッシャー
家事・育児 注目されるのは イクメンのみ
憧れです 笑顔で家事する 父と母

こんな作品が表彰されていたようです。

AHIはこんな感じでブースをだしました。

IMG_2597.JPG

出前講座であったという
子どもたちと、先生が声をかけてくださいました。

7月から始まったイベント出展も、
これで一段落です。

職員はさだ
posted by 今日は私 at 15:07| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月05日

支払い可能な価格の、ちゃんと効果のある薬にアクセスする権利 〜インドからの問題提起〜

AHIには毎日、保健や開発に関するメールなどが届きます。
「People's Health Movement(PHM)」という
草の根の保健に関わる個人や団体がつくる 国際的なネットワークの
メーリングリストがあって、AHIにとっては貴重な情報源の一つです。

今日、PHMのメールに「支払い可能な価格の、ちゃんと効果のある薬に
アクセスする権利」についての投稿がありました。

この投稿を読んで、今年の国際研修でインドのマノさんが
言っていたことを思い出しました。
「貧しい人たちは情報へのアクセスする機会が少ない。
 そこを狙って企業は自分たちの利益となる情報を流す。
 保健や公衆衛生の分野でも、商業化がすすんでいる。
 企業の宣伝文句を信じて、貧しい人たちが借金をしてでも
 私立病院に行くようになっている」

12/18(日)、23(金・祝)にAHIが名古屋市立大学看護学部、JICAと
共催する連続講座「健康をささえる社会のしくみを考えよう」
にも関わる内容です。(連続講座の詳細はこちら↓)
http://ahi-japan.sakura.ne.jp/xcl/modules/xpress/2016/11/20/1-6/

なのでそのメールの内容をかいつまんでご紹介します。

illust328.png

-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-

2016年3月、インド政府は344種類の多剤混合薬(FDC,
Fixed-Dose Combination)の生産、流通、販売を禁じました。
これに対してインド製薬協会は不公正だと訴え、
数か月前、デリー高等裁判所はこの訴えを認めました。

議論の的となっている344種類のFDCのうち、ほとんどは
医学的な効果や、継続使用した場合の副作用の実証がされておらず、
正式な登録がされていないものさえあります。

WHOの必須医薬品モデルリストに掲載されている358種類の
医薬品のうち、FDCは24種類だけ。
 医薬品の入手が困難な開発途上国で最小限必要な医薬品として、入手しやすさ等も
  考慮してWHOが選定した医薬品リスト。医療援助の際の指標ともされている

FDCは正しく扱えるケースのみに使用するべきものとされていますが、
医療従事者たちはこれら344種類のFDCの使用方法についてきちんと
学んだことがありません。
しかし製薬会社は儲けのためにFDCを売り出しています。
344種類のFDCは氷山の一角にすぎず、安全性や効能が証明されないまま
市場に出回っているFDCは数えきれないほどあります。

FDCが流通すると、患者側にとっては薬にかかる出費が増えるだけでなく、
薬の選択肢を限られたり、実際の症状には必要ない物質までとることに
なったり、といったデメリットがあります。
344種類のFDCのなかには、依存性のある物質を含む咳どめシロップ、
つまり薬の名を冠したドラッグが複数含まれています。

投稿者は次のように続けます。
支払い可能な価格の、ちゃんと効果のある薬にアクセスできる
ということは、健康の権利の中核をなすものの一つです。
デリー高等裁判所の判断は、企業の利益を優先し、人びとの権利を
侵害するものです。しかも、これら344種類のFDCの安全性・効能の
実証不足の問題を指摘していません。
製薬会社は、デリー高等裁判所が344種類のFDCを擁護したと
捉え違えてはなりません。
薬剤や医療に関わる人たちには、これらのFDCを処方しないように、
インド政府には、薬剤の有効性や安全性を保障する制度を徹底するように、
司法には、製薬会社の商業戦略に乗せられないように、求めます。

:-:-:-:-:-:-

この投稿は、FDCが悪いと言っているわけではありません。
インドのジェネリック薬企業が、エイズ治療のためのFDCを開発し、
途上国におけるエイズ治療に貢献しています。
人びとの健康の権利に貢献する医薬品もあれば、
人びとの健康の権利を侵害する医薬品もあるということです。

誰でも必要なときに必要な保健医療サービスを、大きな経済的負担なく
受けられる「ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ」が世界的な課題に
なっています。
少子高齢化や過疎化がすすむ日本においても大きな社会課題です。

12月18日(日)、23日(金・祝)に行われる連続講座
「健康をささえる社会の仕組みを考えよう」で、社会、健康、公正を
キーワードに、一人一人の健康が守られる社会を考えてみましょう!
1985年に国際研修に参加したタイのヴィロートさんが講師です!!

連続講座の詳細はこちら↓
http://ahi-japan.sakura.ne.jp/xcl/modules/xpress/2016/11/20/1-6/

職員Y
posted by 今日は私 at 16:18| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月03日

ボラTの独り言「AHIは何処?」

AHIの会員様は、北は北海道から、南は石垣、そして海外、
さらに研修修了生はアジア一帯です。
そこでAHI研修所は何処にあるか?
どんな所かちょっと紹介します。

地理的:北緯35度7分 55.1秒東経137度2分22秒、
    海抜は85m、
住 所:AHI HP参照
歴 史:尾張の国と三河の国との国境、歩いて3分で三河になる。
ご近所:愛知国際病院(併設)、高齢者施設(愛泉館、のぞみ、まきば)、
    緑に囲まれた住宅地
観光牧場:「愛知牧場」歩いて5分、入場料無料、
    行楽シーズンは家族連れで賑わう。
周 辺:東名高速道路東郷パーキングエリア、歩いて5分、
    AHI来訪者時々コーヒー・ランチしています。
愛知池:愛知用水調整池、(一周7、4キロ散歩コース・レガッタ競技場)
    水源は長野県、幹線水路は岐阜県八百津から知多まで113キロ、
    上水・農業用水・工業用水に使われている。
ゴルフ場:三好カントリーあり、ボールが飛んで来そうなくらい近い
中部電力研修所:研修棟、運動場あり

AHIは緑と水、空気のよいところにあります。
来館をお待ちしています。
詳細は各HP,およびマップ等参照下さい。


IMG_0158.JPG
写真はAHI駐車場敷地内に咲く「アンネのバラ」
(2016年9月撮影)
posted by 今日は私 at 17:36| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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