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  オープンハウスの実行委員会募集中!詳細は事務局まで
あなたもご参加ください
   ’:★ ,* +゜. ☆。.: ’* :・* + ゜。.★・”,:★ ,* +゜. ☆。.: ’* :・* + ゜。.★・”,。:’* + ☆°・。:’* + ☆°・ ‥.゜★。°: ゜・ 。 *゜・:゜☆。:’* + ☆

2016年04月30日

パキスタンの大切なパートナー

AHIでは、
パキスタンの元研修生との協働事業として、
地元NGOスタッフの参加型リーダーシップ育成研修(PCLDC)
を行っています。

「AHIで体験したAHI方式の”参加型”研修を、
 このパキスタンで、
 研修機会の少ない小さな地元NGO向けにやりたい」

AHIの元研修生ヘクターさんのこの思いを実現するため、
ヘクターさんと、
そしてヘクターさんの長年の友人でもあり同志でもあるルフィーさんと、
そしてAHIとで、2013年から取り組んできた事業です。

最初は、手探り。
AHIの国際研修とは異なり、
期間も10日間と短く、参加者も経験年数が少ないビギナーを
対象にしていますから、まったく同じようにはいきません。

短い期間でも、参加者の主体性をできるだけ引き出し、
自分の地域ワーカーとしての在り方をふりかえられる。
より効果的にそんな場を生み出していけるよう、
毎年の振り返りを行い、
それに基づいて次年度の改善や工夫をこらしてとりくみ、
経験を積み重ねてきました。

3年目となる今年は4月1日〜10日に行われました。
過去の参加者の評判をきいて、
より、意欲高い参加者が集まり、
内容の工夫との相乗効果が生まれました。

ヘクターさんもルフィーさんも自信がついてきたようで、
「来年はAHIの事務局長や役員に見てもらいたい!」
とのこと。

そして今年からは次のステップへ。
過去の参加者たちのネットワークづくりとフォローアップ
にむけて、本格的に動き出すための計画を彼らと練りました。

元研修生とともに、パキスタンで新しい何かを起こしていく。
そんな喜びと期待で胸と頭をいっぱいにして、
帰ってきました。

そして今日、
その大切なパートナーのひとり、
ルフィーさんが、今朝、突然亡くなったという知らせ。

片腕をもがれたような、
大きな喪失感というものを、
初めて体験しました。

ルフィーさんは、まだ50代半ば。
20代に、ひとりリュックを担いで農村を回ることから
彼のNGO人生が始まりました。

「道がなければ、つくればいい」が信条。

彼自身貧しい家庭の出身で、十分な資金がなくても、
その時できることを精一杯にやり、
活用できる地域の資源を開拓していくことで、
彼自身の活動を広げていきました。

「資金がないから、人脈がないから、できない」
といっていては、地域活動なんてできない。
できるところから、始めること。
それが次の展開を生む一歩になるのだから、
と、PCLDCの参加者たちをいつも励ましていました。

いっしょにPCLDCに取り組む中で、
私自身が、ルフィーさんからたくさんのことを学びました。
ファシリテーターとして。
NGOワーカーとして。

そして、今後、より一層、
AHIのパートナーとして一緒に働いていきたいと、
思っていた方でした。

これからは、
ヘクターさんと、そしてPCLDCの参加者たちと、
彼といっしょに描いていた夢を、
実現させていくことになります。

道がなければ、つくればいい。

ルフィーさんの言葉をこれからも、持ち続けて、
とりんでいこうと思います。

PCLDCで、地域活動についてのセッションをファシリテート中のルフィーさん。
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私の好きなルフィーさんのショット。

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し職員








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2016年04月28日

.

選考会

今年の研修生の選考が始まっています。
国、性別、年齢などの基本情報に加えて、団体の強みや活動分野、
経験の有無、ほかの参加者に対してどんな内容で貢献できるか、
はたまた、悩ましい点など、ポイントを書き出していきます。

地域では、昨年に続き南アジアからの応募が多数あります。
特にインド、バングラデシュは激戦区。
出張先で直接本人に会ってきた担当スタッフは、「この人絶対オススメ!!」
と熱っぽく。
今から研修が待ちきれない様子

「この人が来れば、こんなセッションができるね」と研修テーマも思い描きながら、
時に応募者の写真を見て研修中の雰囲気を想像したりしながら、
(また今年も華麗なカレーな日々になるかな…とか思いながら)
そんなこんなで毎年、この選考会は
とっても楽しい時間なのです。

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職員こくま

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2016年04月27日

ツアー後の変化

4月24日に南インドスタディツアーのアクション会合で11名の参加者とスタッフ2名が参加。ツアーから1か月近くたったその後について感想を言い合ったり、来年のツアーに向けてのアンケートをとったり、これからのグループ、そして個人のアクションについて話し合いました。
多くの参加者がコミュニケーションの大事さを学び、高校生、大学生のほとんどがリーダーシップを伸ばしたといっていました。会社経営者のYさんは、自分がツアーに参加していた3月の売り上げが、会社設立後、最高売を記録したと喜んでたのですが、ツアーがどのように影響したのでしょうか。そのYさんが今年の文集の編集長になり、高校生の委員を中心に編集作業を進めます。ぜひ、参加者がどのように変化したのか、そのあたりを文集でさぐってください。
写真はアクション会合参加の高校生がもってきれくれた巨大なウェハースを食べようとしているスタッフの秀熊さんと南インドのイラッカム島でソフトドリンクの一気飲みをしようとしている彼女を比較してみました。
他の写真はアクション会合の写真です。
秀熊さんの成長はどのあたりに見れたでしょうか。
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2016年04月26日

再び、紹介します!

昨晩から、
2020年東京オリンピックのエンブレムが決定したニュースが
マスコミを賑わせています。

デザイナーの野老氏によるエンブレム案のテーマを見聞きしていたら、
なんとなく、今日のブログでもう1回AHIのTシャツの宣伝をしようと
いう気持ちになりました(対抗意識に燃えました 笑)。


AHI Tシャツのエンブレム↓↓↓
Tシャツデザイン加工案final.jpg

ネパールのミティラ画を現地で習ったことのある、AHIボランティアまゆかさんによる
ミティラ画をベースにアジアっぽさを醸したデザイン。
周りを縁取る花は、35周年を迎えたAHIのこれまでの恵みと祝福を表し、
中央の母子はAHIが大切にしてきた思いや培った経験などを、
「次世代に引き継ぐ」様子をシンボルとして表しています。

そして、最近更新されたAHIのホームページの
TシャツPR写真がこちら↓↓↓
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モデルはオープンハウス実行委員会のメンバーたちで、
撮影も同じく実行委員会メンバーに協力してもらいました。
ホームページはこちらからどうぞ↓↓↓
http://ahi-japan.sakura.ne.jp/xcl/modules/pico3/index.php?content_id=20

引き続き、1枚1000円にて好評発売中です!
ご注文はAHI事務局へどうぞ。

このTシャツも町のあちこちで見かけるように・・なるかも!

職員と
posted by 今日は私 at 16:35| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月25日

紙おむつを「懐かしい」と思う人

昨年7月に名古屋YWCAで行われた
「自分で選ぶ『老後』設計パートY」全4回のうちの何回かに
参加しました。

各回、とても勉強になりましたが、
最後の回の「新お墓事情」を語られた
蒲地勢至さん(同朋大学講師、長善寺住職)の
お話がとても心に残りました。

蒲地さんは「柳田賞」を受賞された民俗学の
研究者として、最近のお墓の事情がメインの
テーマだったわけですが、
それの前提として、ご自身のことを丁寧に語って
くださいました。
結婚まもなく、お子さんもまだ小さい頃に
お連れ合い様が病気で、ほとんど動けない状態に
なり、母親と二人三脚で、子育てとお寺の仕事と
妻の介護をこなしてこられたとのこと。

この講演の数年前に、お連れ合い様を見送られたそうで、
今でも紙おむつを見ると、懐かしい思いでいっぱいに
なると語っておられました。
そして「また介護できる機会が与えられたら」とも。

その時は、私の経験したことのない人生の深みを
見せていただいた気持ちになりました。

半年以上たった今日、なぜこのことを書くかというと
本日届いたアーユスという団体の会報に
蒲地さんの息子さんの蒲地卓巳さんが紹介されて
いたからです!

「お寺のことは後でいいから、世の中を見てこい」という
お父様の言葉に、東京の大学で演劇を専攻し、
そこで日本各地の祭りや地芝居になどの芸能に
出会い、「生のいのちに触れる」経験をされた
とのこと。
他にもお供え物のお菓子などを、ひとり親家庭に
おすそ分けする「おてらおやつクラブ」といった
社会的な活動にも関わっているそうです。

先にお父様のお話をお聞きしている分だけ
「りっぱに育ってくださって」と
やはり親戚のおばさんのような思いで
読ませていただきました。

いつか、直接お会いできる機会もあるかもと
ワクワクしてきました。

職員はさだ
posted by 今日は私 at 15:31| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月23日

ピースメッセージその後

昨年の7月に日進市で行われた「にっしん平和のつどい」に合わせて、
アジアの元研修生と活動地域の人たちにピースメッセージを送って
もらいました!
(昨年は戦後70年という節目でもありました。)

それらを筆頭に、昨年のオープンハウスで来場くださった方や、
平和についての活動をされている方に、ピースメッセージを書いて
いただいたり、AHIスタッフと2015年の研修生も、
ピースメッセージに参加しました。

それらを動画にまとめて、35周年の記念会で流させて
いただきました。下のリンクにて、その動画をご覧いただけます。
https://youtu.be/Lg__LChe2xM

また、2月号の会報ではみなさんのピースメッセージが
表紙となりました。
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このピースメッセージの企画を通して、
戦後70年という節目に合った企画ですね。とおっしゃってくださる方や、
わざわざスタッフのピースメッセージの写真をカラー印刷し、
持ってきてくださった支援者の方も居て下さり、うれしく感じました。

私自身、このピースメッセージの企画を通して、
「平和」の定義って人によって随分違うし、
どのような手段を選ぶのかも、人によって違うんだ、
ということが分かりました。

それぞれ歩む道や、手段は違っても「平和」を目指して
いることに変わりはないはず。
私にとって「平和」とは、「お互いに信頼し合いつつ、
共に助け合える関係づくり」とでもいいましょうか・・・
手段や、考え方は違っていてもそんな状態に、
少しでも近づいて行けていたら嬉しいです。

ピースメッセージにご参加いただいたみなさん、
改めてありがとうございました!

職員ひ

posted by 今日は私 at 15:57| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月22日

市民の伊勢志摩サミット

もう一か月を切りましたが、ご存じのようにG7サミットは5月26日27日に開催されます。それに先立ち5月23日24日市民の伊勢志摩サミット(略称:市民サミット)が四日市で開催されます。
『伊勢志摩サミットの開催に合わせ、日本内外のNGO/NPOが連携 し、「力強い市民社会」の形成を 目指して、地域課題、国際的な 課題をテーマにした提言づくり、国際社会、国内、地域 に発信を 行うことを目的に「市民の伊勢志摩サミット(略称︓市民サミット)」 を開催します。』
AHIは5月23日の午後4時から「グローバリゼーションと健康」というテーマでBridges in Public Health と共催で、四日市の経験から示唆を得て南インドのダリットの人々の健康を考える分科会をもちます。
過去3回にわたりチェンナイ郊外の工業団地においてフランスのミシュラン・タイヤ工場が操業することによって、ダリットの人々が200年以上にわたって生活の糧をそこから得ていた森が伐採され、人々の生活が立ち行かなくなっています。この事件に対し、ダリットの村人は立ち上がり、反対運動が広がり、全国的に知られ、環境NGOも支援しました。また、州裁判所やフランスのNGOによってフランス本国でも裁判に訴えました。しかし、現在は両方の裁判で住民側が敗訴しています。
村の運動のリーダーたちは今では、もう運動を終わらせる方向ですが、森を伐採され農業や牧畜もできなくなった人々は、どこにいくあてもありません。そしてミシュランをはじめとする大規模工場により環境汚染も始まっています。健康被害も見られます。
このような状況に関し、四日市公害を克服した経験から、どうやってダリットの人々の生活や健康を回復させることができるか、ヒントを得たいと思います。そして日本も含むG7のリーダーたちに、自国の海外への進出企業に対し責任をもった行動をとらせることを訴えるべく政策提言していきたいと思います。

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2016年04月21日

【イチオシ!セミナー】原発再稼働、ホントにいいの?と感じている方、ぜひ!

AHIもメンバーになっている、
「次世代の子どもたちの“いのち・くらし・エネルギー”を考える会」
が下記の公開セミナーを開催します。
お話しは、上記会の代表でAHIの元事務局長でもある池住義憲さんです。

今の原発再稼働の動き。
何か腑に落ちないものを感じていたら、
ぜひ、いらしてみてください。

【内容】 『原発を どうしようとしているのか?』
     〜7月参院選を前にして 各政党の公約/政策を読み解く!〜
【資料提供と問題提起】池住義憲
【日時】 4月26日(火)13:30〜15:30
【場所】 日進市にぎわい交流館2階 アクセス・地図↓
     http://shimin-kouryu.net/about/access/
【参加費】 無料(どなたでも参加できます)
【主催・問い合わせ】
次世代の子どもたちの“いのち・くらし・エネルギー”を考える会
e-mail: jisedaik@gmail.com

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以上

posted by 今日は私 at 19:56| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月20日

国際研修2016 選考開始!

先週末、2016年度の国際研修の募集が締め切られました。
約50通の応募書類が届き、今、研修スタッフが分担して読み込みしています。
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これで全体の半分くらいかな〜
手前のBONSAIは、ボランティアの方にいただいたもの。
秋に紅葉して、落葉して、冬の間は枯れ木のようでしたが、
春になって新しい葉っぱが育ってきました。日々、癒されています。


職員Y


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2016年04月19日

海外出張のお土産

先週はインドから、
そして今日はパキスタンから、
それぞれ長期出張に出かけていた職員たちが帰ってきて、
AHI事務所はお土産とお土産話に湧いています。

こちらは、
お昼の食卓に並んだスナックやスイーツ。
ちょぴりスパイシーなスナックはいつも人気のアイテムです。
無題.png

こちらはインドの研修生からたくさんいただきました。
中布も施されて丁寧でしっかりした作りです。
村のお母さんたちが作ったものでしょうか。
IMG_0914.JPG

こちらはパキスタンから届いたお土産。
多くは研修生など、現地の方たちにもらった物。
IMG_3122.JPG

キラキラした装飾の多い物の中では異質で、
素朴な可愛さが目を引いたのはこれ。
IMG_0913.JPG

「コブコリ」(ウルドゥ語でコブ=鳥、コリ=馬)
と言われるものだそうです。
現地ではこのコブコリの海外販路を模索中だとか。

出張先からのお土産は日本で手に入るものと違うセンスが
珍しかったり、意外だったり、
私たちを様々に楽しませてくれます。

出張、お疲れさまでした!

職員と

posted by 今日は私 at 16:44| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月18日

ああ、すっきり

AHIのお台所の換気扇を
きれいにしてもらいました。

IMG_2211.JPG

こんな感じ。

IMG_2212.JPG

きれいにしてくださたのはこの方です。
がんばって磨いたら、
塗料が剥げたので、今度塗ってくださるとのこと
ありがとうございます。
よろしくお願いします。

気候のいいこの時期は、実はお掃除に最適な時期
だと、どこかで読みました。
確かに。

年末は寒くてやってられないし、
お盆の前は、暑くて大変。

気持ちの良いこの季節は、
お掃除も気持ちよさそう。

熊本や大分、そしてエクアドルの皆さんの
状況は胸が痛いのですけど、
そんなことも思いつつ、いつかこのあたりに
大変な事態がおこったときに、
必要なものをさっと取り出せるように
せめて備えておくことは、今、大きな経験を
されている方たちへの礼儀のようにも感じています。
(私の現実が違い過ぎるので、かなりのプレッシャーが
かかります)
今年の連休の目標です。

春の経過を実感した写真をご紹介します。

IMG_2193.JPG
IMG_2210.JPG

今朝はトラクターがあったので、ちょっとわかりにいかも
しれませんが、ほんの数日のうちに、種が目立つようになりました。

「藤まつり」なんて、
ポスターも見るようになりましたね。

季節の花々の美しさをみんなで楽しめるようになることを
心から願っています。

職員はさだ
posted by 今日は私 at 20:29| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月16日

インドからの電話

熊本での地震について、海外にもニュースが流れているようです。
地震でまだ大変な状況に置かれている人たちの心が、なるべく早く癒されるよう
願います。

昨日、自分の携帯に知らない電話番号から電話がかかってきて、
誰だろう??と取ってみると・・・

「ハロー!クマ!元気か!?」とインド人の声。
最初はインドの研修生かと思ったのですが、
この声は・・・ホストファーザーの声!

そうです、3月末のスタディツアー、後半は今回初めて引率で参加した
スタッフの私も、ダリット(被差別民)のおうちにホームステイさせて
いただいていたのです。

その時受け入れてくれた、ホストファミリーからの電話だったのです。

「クマ!日本で地面が揺れたみたいだが、津波、大丈夫か!?」

家族の中で、一番英語が話せるけれど、それでも片言の英語で
ホストファーザーが私の安否を心配する言葉をかけてくれました。

(そして、恥ずかしながら、私はその時まだ地震のニュースを
見ていなかったのですが)
私や自分の周りの人たちは大丈夫だよと伝えると、安心してくれた様子。

しかし、電話は会話の途中で切れてしまいました。

ホストファミリーのおうちは、決して裕福とは言えず、
キッチンと寝室のみの長屋で暮らしていました。
テレビやパソコンなどももちろんなく、携帯電話だけ
持っています。
そんなホストファーザーが、一生懸命、国際電話をかけてくれたことに、
本当に驚き、温かい気持ちになりました。

滞在中も、私の行動ひとつひとつに気をつかってくれて、
壊れものを扱うように大事にしてくれたホストファミリー。

時々、自由に動けないことに苛立ちを覚えたこともあったのですが、
それ以上に彼らの心遣いや、やさしさにとても癒されたホームステイでした。

帰国後、ホストファミリーのことが懐かしく思うと同時に、
寂しくなってしまいました。
そして、自分も家族のつながりを大事にしなきゃな〜と思いました。

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↑とっても美味しい料理を作ってくれたホストマザー

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↑たくさん気をつかってくれ電話もくれた、ホストファーザー

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↑妹ちゃん

職員ひ







posted by 今日は私 at 16:24| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月15日

九州の地震で



昨夜、熊本県を中心に大きな地震がありました。

兄家族が九州に住んでいて、すぐに安否確認のメールをしました。
その後、テレビで『不急の電話は控えるように』という案内が流れ、一瞬
控えるべきだったかと思ったのですが、もう送信済みでどうしようもなく。

数時間後に返信が来るまでの間、5年前の震災の時のことを思い出していました。

夫と連絡が取れるまで、楽観的・悲観的な想像を繰り返しながら、待った半日。
本当に長く感じました。

実際に会えたのはさらに数日後。
そこにいた時には想像すらしなかった状況を、たまたま実家にいて離れていた私は
夫やメディアから聞かされました。

熊本ではまだ余震も続いているとか。
本当に不安だと思います。

また、地震がおさまった後も、災害は続いています。
ある意味、そこからが大変なのかも。

報道の在り方も、よく言われることですが、考えさせられました。

子どもを何人も連れて、疲れ切った表情のお母さんに、今、それ聞かなきゃいけない?

奔走している消防団のお兄さんの手を止めて、今、それ聞かなきゃいけない?

誰のために?
それよりも他に伝えることはない?

出来ることは何か。
何が求められているか。
何をすべきで、何をすべきではないのか。

それぞれ考えなければと思います。
 
職員Mc





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2016年04月14日

駆け込み応募、続々!

昨日、初ブログでいきなりゴキちゃんのことを書いてくれた
(そんな親しみある呼び方さえ許されない感じでしたが(笑))
インターンの本瀬さん。

昨日は、今年の国際研修参加申し込み者の応募用紙のプリントアウト等を
手伝っていただく予定でした。研修応募のしめきりは4月17日(日)。
予想通り、今週に入り、かけこみ応募が急増しています。

応募が来ると、まずは応募用紙を印刷して、設問の全てに回答しているか、
応募者本人と送り出し団体の代表の署名があるか、必要書類(年間活動報告や
財務報告など)がそろっているかを確認して登録します。
不備があれば送ってもらうようメールでやりとりします。
そして、その国の担当の職員に、選考ポイントを書き込めるカードを付けて
渡します。
(といっても、研修担当職員はいま2人が海外出張中なので、机に山積み状態)
その一連の作業を、1件1件こなしていくわけで、応募が多い日は嬉しいですが
悲鳴をあげています。

そんな処理の一端を、昨日は手伝っていただく予定だったのですが、
昨日に限ってなぜか応募がほとんどなく穏やかな日でー。
別のお仕事をやっていただきながらAHIでのゴキちゃん対面、じゃなくて、
5月から始まる本格的な研修準備のための作業を手伝っていただきました。

本瀬さん、これからどうぞよろしくお願いします!!

職員こくま



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2016年04月13日

ランチタイムでビックリしたこと

みなさん、はじめまして。
長期インターンとして、この春に北海道から
来ました本瀬です。よろしくお願いします。

私が北海道から来たということで、
ランチタイムはAHIスタッフから本州生活の
あれこれを教えて頂きました。

やっぱり一番のビックリはゴキブリ。
北海道の方は共感してもらえますよね?
窓からは入ってこないのに、家の中に入ってくるそうです。
想像すると怖いです・・・。私はゴキブリを見たことがないです。
もしゴキブリを見つけても、それがゴキブリだと気づかない
鈍感さを身に着けたいと思ったのでした。

インターン もとせ




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2016年04月12日

小さな葉っぱたち力強く

桜の季節もまもなく終わり。
次は新緑がきらきらと輝いてきましたね。
日々暖かさが増してきて、花粉症からも解放され・・・
過ごしやすい季節となりました。

AHIの玄関では、被爆アオギリ2世の小さな葉っぱがチラリ。
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小さな葉っぱたちよ!力強く育てよ!
と母の気持ちで見守ってくださいね

職員ふく
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2016年04月11日

日本も広い。お葬式で考えました。

職員のはさだです。

AHIの仕事とは関係ないけど、
日本も広いと思ったことを、一つご紹介します。

金曜日に、親戚のお葬式があり、
長野県の飯田市の向こうあたりへ。

亡くなられた方はあと数カ月で100歳という年齢だった
こともあり、悲しみというよりも、
「これまで、よく生きた」という賞賛の声が多い
お葬式でした。

なので、私も気楽にあれこれを皆さんに質問できた
ということも大きかったかな。

<驚きその1>
お葬式の前に、もう遺骨になっている。

これは、愛知県だとめったにないことですが、
このあたりでは普通だとか。

<驚きその2>
お葬式の前に、多くの方が香典をもってこられて
お焼香して、食事をして、帰っていかれる。

お葬式のお経が始まる時に残っていらっしゃる人たちは
親戚かご近所のよく知っている人たちのみ。
でも総勢で50名以上はいたので、決して小さなお葬式では
ありません。でもそれ以上の人数の方が、
ご焼香とお食事でお帰りになったような。
ご焼香に行こうと思う関係がとても広いのでしょうか。

葬儀場も、お葬式をするスペースよりも、
お食事をする場所の方が、広いくらいです。

30年以上前の、今回亡くなられた方のお連れ合いの
お葬式は自宅で行われましたが、
庭にかまどを作り、せいろを高く積み上げたとか。
食事作りのお手伝いをする方が60名も集まり、
すごい葬式だったというのは、やはりもう鬼籍に入った
父が何度も言っていました。
そういったもともとの地域の在り方が
今のお葬式のつながっているのでしょうか。

<驚きその3>
どなたもご挨拶がとてもうまい。

精進落としの食事の前や最後に、ご近所や親戚の方が
挨拶をされます。故人との思い出を短く語ってくださるのですが
どなたも、本当にお上手です。
亡くなられた方がお嫁に来られたその結婚式に
当時小学生だった自分が固めの杯のお酌をしましたと
おっしゃったのは、本当にびっくり。
そういった状況もよくわかりましたし、
その後の長いおつきあいもきっと良いものだっただろうことも
想像されました。

最後に、これは地域性とは無関係だと思うのですが、
ご住職のお経も、お話も、とても素晴らしいものでした。
曹洞宗の地域にあるお寺の、若いご住職ですが、
お経に、お腹から声が出されていて、真剣味が伝わってきます。
(でも、これは誰でもできることではないかもしれませんね)

お経の後のお話は、亡くなられた方のことを家族から丁寧に聞き取り、
そこからご自分に感じられたことを、いつも語ってくださいます。
亡くなられた方は、ご夫婦で森林を開墾し、広いブドウ畑を
作られました。(今は地域で有名なぶどう狩りの園になっています)
大きな重機のなかった時代に、樹を切り、根を掘り出して、
開墾をしてこられた人たちの、その苦労に思いを寄せ、
その大変さを乗り越えて、ここまでにできたのは、きっと子孫にも
つながるものと信じたからではないかと。

精進落としの時に、お隣の方に「あのご住職は本当に心が
感じられますね」とお話ししたところ、
「彼にはファンが多いんですよ、
ああいった僧侶が増えると、仏教への見方もかわるんでしょうけどね」
と、言われました。

そういえば、イオンなどの寺院手配について
いろんな意見が出されていましたね。
地域の中で、心あるお坊さんと長くおつきあいできたら、
これに勝ることはないだろうと思いました。

キリスト教のお葬式は、故人について
式辞や弔辞で語られることが多く、
参列させていただいた時に、感動したり、考えさせられたり
することが多くありましたが、
仏教のお葬式でも、そういったことがあるんだと
あらためて思わせられる経験となりました。









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2016年04月09日

話し合いの基本原則

こんにちは!
少しづつ、桜も散りかけていますが、
今日は絶好のお花見日和ですね。

さて、前回に引き続きインドの訪問のことをシェアしたいと
思います。パンダさん(2015年国際研修)の団体に訪問した際、
パンダさんが研修で得たことを、職員に共有して、
そこで決まった事を掲示してありました。
その中身を紹介したいと思います。

ブログ用.jpg
↑これです。ぶれてますが、読めますか?

その名も・・・
「ミーティング・研修での基本原則」
・すべての人が発言の機会を平等に持つ
・ミーティング中はなるべく席を外さない
・注意深くいる
・話題に焦点をあわせる
・時間を無駄にしない
・責任は分かち合う
・他の人の話が終わってから話す
・話題と違う話をしない
・携帯は電源を切るか、マナーモードにする
・お互いを尊重する
・話す前に司会に許可を得る
・参加するようにお互い促し合う
・公平な態度で話す
・時間を守る
・前向きに考える

当たり前だけど、自分を振り返ると出来ているか疑わしい・・・
シンプルで、大事なことだと思いました。

このルールは、国際研修で最初に研修生自身で決めたルールにもよく似ていて、
研修が終わったすぐの2015年10月16日にこの決まりが作られたことを見ると、
パンダさんが、研修で学んだことをすぐに実践するために動き出したことが分かります。

私も、今後のためにこのルールを覚えておきたいと思いました。


職員ひ


posted by 今日は私 at 11:57| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月08日

AHIの原点、ディーナバンドゥーで

今日も南インドネタです。スタディツアーの最初の受け入れは2009年の研修生フローレンスさんのNGO、ANITRAでした。ANITRAの創立者はHari John医師ですが、さらに彼女の義理のお父さんで牧師であるJoseph Johnさんから始まります。
ガンジーがマドラス(現在のチェンナイ)にやってきてキリスト教会の牧師を集めて話をしたのです。「あなたたちクリスチャンは愛を語るが、それを実践するには農村に行きなさい」とその話を受けてマドラスから西へ120キロ入った州境にDeenabandu村(貧しき者の友の村)を作りました。そこには差別されていたダリット(カースト制度の外に置かれた人々)を集めて、教会と学校を設立しました。そして息子とその妻であるHariさんが医師として病院をたて診療活動を始めたのが1960年代でした。しばらくダリットの人々を診療していると同じ病気で何回も繰り返して来院する漢書がいることに気づきました。根底にあるのは貧困や差別があって、同じ病気になることがわかり、病院を閉じて保健ワーカーを育てる研修所にしました。AHIは1982年から17年間、このDeenabanduの研修センターでHariさんと協力して現地のワーカーを育てて700名以上が育っていきました。
写真はDeenabanduに入ったJoseph John牧師が教会を建てる前の5年間礼拝をもった菩提樹です。
次の写真はかつて手術室だったところが食堂となっています。
3番目の写真はANITRAの補講のクラスのダリット生徒たちが文化紹介をしてくれたのですがその子供たちと写真をとりました。
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posted by 今日は私 at 18:56| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月07日

南インドの村で

南インドのスタディツアーから帰国し一週間がたちました。今日は受け入れ団体の一つTTAのカリーさん(1994年研修生)の働く先住民の村を紹介します。カンディガイ村といいます。
狩猟によって生計をたてていて、のねずみ、へび、うさぎなども食料としていました。カリーさんが最初にこの村に12年前に入ったときには、3か月一緒に住み込んで、のねずみなども食べていたといいます。
現在は落花生なども収穫してます。
ここでは人々は暑い季節には外で寝る習慣があります。写真はインターンの足立さんがとってくれたものですが、朝、午前6時ころ起きると村道で人々が起床しているところです。
また、カリーさんの支援の考えとして先住民であっても、他の住民と同じように文明の利器にふれなければならないという考えのもと、ソーラーバッテリーを配給して携帯の充電に使っていました。
こんなワイルドな村にも日本人参加者が4人2泊3日のホームステイをしました。
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posted by 今日は私 at 18:38| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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